2020年12月27日0時48分

WordPressのテーマ「Cocoon」をSSLに対応させる

WordPressのテーマである「Cocoon」をSSLに対応させる(http→https)方法を備忘録として残しておきます。




①各自のサーバでSSL対応させる

さくらサーバやロリポップなど、お使いのサーバでSSL対応してください。
詳しい説明は省略します。


②サイトの設定URLを変更する

次に、WordPressでの操作に移ります。

・設定 > 一般 > WordPressアドレス(URL)
・設定 > 一般 > サイトアドレス(URL)
この2つのURLをhttpからhttpsにします。

設定できたら、忘れずに変更を保存しましょう。

ここが編集できないときは、サーバのファイルを直接編集しましょう。

WordPressのディレクトリの直下に「wp-config.php」というファイルがあると思います。
そこに、以下のように書き込むor上書きしましょう。

define(’WP_SITEURL’, ’https://各自のWordPressアドレス(URL)/’);
define(’WP_HOME’, ’https://各自のサイトアドレス(URL)/’);

これでサイトのURLが変更できました。


③Cocoonの設定URLを変更する

次に、WordPressのテーマ「Cocoon」を対応させていきます。

・Cocoon設定 > その他 > 内部URLをSSl対応(簡易版)
これにチェックを入れるだけです。

ここも設定できたら、忘れずに変更を保存しましょう。


④画像のURLを変更する

すでに画像付きの記事を投稿している時は、変更が必要な場合があります。

「Search Regex( https://ja.wordpress.org/plugins/search-regex/ )」というプラグインが、一括で画像URLを変更できるため便利です。

そのプラグインをインストールして有効化できたら
・ツール > Search Regex
から使用できます。

詳しい使い方は省略します。
これで画像のURLをhttpからhttpsに変更しましょう。


⑤自動的にhttps://〜にアクセスさせる

ユーザにSSL対応したサイトにアクセスしてもらうようにしましょう。

WordPressのディレクトリ直下に「.htaccess」という名前のファイルがあると思いますが、それを編集します。

そのファイルの先頭部分に、以下のように記述します。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>

設定できたら、忘れずに変更を保存しましょう。


これで、サイトがSSL対応できたはずです。

以上、WordPressのテーマ「Cocoon」をSSLに対応させる方法でした。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。


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